鋸挽き



 鋸挽き(のこぎりびき)


 鋸で長時間をかける斬首刑。私刑としても用いられるが、公的な刑罰として採用されるケースもあり、日本においても戦国〜江戸期に成文化されたことがある。
 江戸期以前においては罪人を埋めてから鋸でひき殺し、そのまま4, 5日晒した。受刑者の苦痛を増幅させるため鋸には切れ味の悪い物や木製竹製の物が用いられることがあった。
 織田信長を狙撃した杉谷善住坊が、これで処刑されている。江戸期においては尊属殺や主殺しの重大犯罪に対して行われた。
 鋸挽きの刑に処すと決まった者は、市中を引き回された後、首から下を埋められ首が地上に出る状態にして晒し者にされた。受刑者の首の側には鋸が置かれた。本来の規定では通行人等が自由に鋸を引いて良いという事になっていたが、実際には引かれることは滅多になかった。その後、受刑者は磔により絶命させられ、数日間晒し物とされた。


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